秋の花たち

お天気が下り坂のようで今日の京都はくもりがちのお天気でした。
まだ雨になるようではないのですがなんだかだるくて。
昨日ちょっと歩きすぎたのかもしれません＾＾。

でも今日もあちこちうろうろしてきました。
歩いていて秋の花が気になり3種類ほど写真に撮りましたのでアップしておくことに致します。

まずは下鴨神社の鉢植えにしてずらっと置かれた藤袴です。



全然自生しているのを見かけなくなった藤袴ですが、古くから万葉集や源氏物語などにも
名前が出てくる日本の植物です。
今日は見かけませんでしたが美味しい蜜が出ているようでしていろんな蝶がよくここに遊び
に来ています。
古風な和の建築にこの花は良く似合っていて見ているとこころがなごんできます。

次は、京都駅の伊勢丹の屋上庭園のススキです。



ここにはいつも季節の植物が植えられていて屋上の人口の庭だと思えない風情をいつも
かもしだしてくれています。

ススキも子供の頃は鴨川や高野川にたくさん生えていましたが京都市も京都府も河原の草
が生えたなと思うとすぐに刈っちゃうんですよね。

雑草を生やして置くと文句が来るのか、予算を使ってしまおうと思っているのか良く知りません
が刈り過ぎて河原に風情が無くって。
子供の教育にも多少は植物を残してくれる方がいいんじゃないかと私はいつも思います。

最後に、草が刈られた後に残された唯一の植物がこのキリンソウだったりするわけです。



黄色くて可愛いんですけれども帰化植物で強い植物だけしか残れない河原って何だか
なぁですよね。
普通の河原に戻した方がいいんじゃないかなって黄色い花だけが咲く鴨川を見て思って
しまいました。

かつては日本各地の河原などに群生していた藤袴ですが、今は数を減らし、環境省の
レッドリストでは準絶滅危惧（NT）種に指定されているそうです。

ほんともうそろそろ役所も気が付いて麒麟草だけが
花を咲かす河原を作り続けるのはやめにしてほしいと思うのは私だけでしょうか？

タグ：京都 藤袴 芒 麒麟草

コメント 7

ススキに、黄色い花に、なんとも秋を感じますね。
麒麟草って言うんですね。なかなかオシャレなネーミングです。
by まちびとん (2009-10-14 05:06) 

＞まちびとんさん、おはようございます。
このっきろい花を咲かす植物は他にも呼び名があり、
セイタカアワダチソウ、ブタクサなどとも呼びます。
昭和40年代頃に猛威を振るう帰化植物と騒がれた
時代がありました。
今では秋を感じさせてくれる花になってしまって
いますね。
by しろうさぎ (2009-10-14 10:13) 

＞八犬伝さん、ご訪問&nice!、ありがとうございます。
by しろうさぎ (2009-10-14 10:14) 

＞alienさん、ご訪問&nice!、ありがとうございます。
by しろうさぎ (2009-10-14 10:15) 

しろうさぎさんのブログ、いつも落ち着くというか癒されます
なにか下鴨神社の藤袴はしばらく見ていたい！！といったかんじになりますね
by あかしや (2009-10-14 20:00) 

＞あかしやさん、こんばんは。
好きな事を書いている私のブログを誉めてくださって
ありがとうございます。
心が落ち着いたり癒し効果があるって本当に
書きがいのあるお褒めのお言葉ありがとう。
これからも思いついたことしか書かないと思いますが
続けて行きますので読んでいただけたら嬉しいです。
今日も下鴨神社へ行ってきました。
藤袴、綺麗な花を咲かせていてしばらく足を止めて
見ていたんですよ＾＾。
by しろうさぎ (2009-10-14 20:19) 

＞花乃子さん、ご訪問&nice!、ありがとうございます。
by しろうさぎ (2009-10-14 20:20)